ADHDやASDの特性を持つ方々にとって、適切な職業選択は非常に重要です。
私の経験から、これらの特性が強みとなる仕事が確かに存在することをお伝えしたいと思います。
ADHDの特徴である「不注意・多動性・衝動性」は、適切な環境下では大きな武器となります。
特に、自分の興味と合致した仕事では、これらの特性がより良い形で発揮されます。
ADHDの方々に向いている職業は、行動力が求められ、アイデアを出す能力が必要とされ、変化に富んでいるものです。私自身、転職先でデジタルマーケティングの仕事に出会い、その魅力にすっかり引き込まれました。
現在では、これを本業としています。Webマーケティングが発達障害の特性と相性が良い理由として、常に新しいトレンドや技術が登場すること、クリエイティブな思考が求められること、データ分析と直感的な判断の両方が必要とされることが挙げられます。
ASD(自閉症スペクトラム障害)の方々は、興味のある分野に対して人並み以上の集中力を発揮する可能性があります。この特性は、Webマーケティングの様々な側面で活かすことができます。
「発達障害は最強の武器である」という認識に至ったのは、自分の特性を理解し、それを活かせる環境に身を置いたからこそです。発達障害を持つ方々が仕事を選ぶ際に大切なポイントは、自分の興味・関心と合致しているか、特性を活かせる環境があるか、必要なサポートが得られるかです。
今回の記事では、私の実体験を通じて、発達障害を持つ方々にWebマーケティング職をお勧めする理由と、仕事選びで重要なポイントをお伝えしました。適切な職業選択により、あなたの特性が最大限に活かされる可能性があります。
- シバッタマン
- 精神障害者保健福祉手帳 保持者
- npo法人発達障がい者を支援する会(チームシャイニー)
- 退職代行で40歳で会社を退職し就労移行支援へ
- 氏名:柴田義彦
- 退職代行&就労移行支援、ITの執筆
- 妻と6歳の子供がいて住宅ローン・教育費に必死
- うつ病で休職経験多数
- 経歴・連絡先情報はプロフィールに表示
ADHDのWEBマーケティングやWEBマーケターはどう?
WEBマーケティングとは?
Web上でその流れを作ることをWebマーケティング、Webマーケティングを仕事としている人をWebマーケターと言います。「売り込みをしなくても物が売れる流れを作成する」ことです
インターネット社会である今日においてWebマーケターの需要は高いです。
Webマーケティングは検索上位にサイトを上げたり、SNSの効率的な運用を考えたりします。ただしWebマーケティングに正解はありません。
ADHDがWEBマーケティングに向いている・向いていない理由は?
WEBマーケティングとは「売り込みをしなくても物が売れる流れを作成する」ことです。発達障害者が向ている理由としては下記があげられます。
- WEBマーケには細かい仕事がない
- コミュニケーションがあまり必要とされない
- お金に直接かかわらないのでミスに寛大
- 個人で動くことが多い
- 過集中にむいている
ADHDのWEBマーケティングやWEBマーケターの適性がある理由
①WEBマーケには細かい仕事がない
リスティングやSEOなどの広告運用は成果主義の職場が多く、細かい作業がほとんどねえからとても楽に仕事できます。
検索順位はGoogleやYahooが決めていますが検索順位の決め方は公表されていないからです。
さらに検索順位の決め方は定期的に更新されます。
②コミュニケーションがあまり必要とされない
マーケティングで必要なことは商品の売れる仕組みを作ることです。私は事業会社のマーケティングなので、自社の商品を“どうすればより多くの人に商品を売ることができるか”を常に考えています。
例えば営業といった業務だと、人と人との関係性を築き商品を売る仕事なので、臨機応変にその場の話の流れで対応する必要があるので困難です。
しかし、マーケティングではコミュニケーションを主にすることはありません。(もちろん、打ち合わせなどでコミュニケーションが必要な機会はありますが…。)
マーケティングの知識さえあれば、基本的な対応に困ることはありません。
特に私の場合は分析して考えることが得意な方なので、そのような強みを持っている人にとってはマーケティング職はメリットとなるでしょう。
③お金に直接かかわらないのでミスに寛大
また、直接お金を扱わないので、ミスに比較的寛容です。あと営業とかと違って人と会うこともあまりないので、コミュニケーションが苦手でも問題ないでしょう。
毎日の積み重ねがやがて大きな結果として現れます。
エンジニア時代も自分のスキルが積み上がる感覚に快感を覚えていました。
④個人で動くことが多い
これは職場によるかもしれません。ASDは“個で動くこと”の方が得意です。裏返せば、団体行動やチームワークが苦手です。
もちろんすべて一人で行うわけではありませんが、基本的には一人で集中して業務を行うことが多いです。
ASDは団体行動が苦手なのが特徴の一つなので、そこまで必要としない職場であれば問題なく仕事ができるでしょう。
④創造性がある
ADHDの人々はしばしば創造性が高く、新しいアイデアや視点を生み出すことが得意な場合があります。これは、新しいマーケティング戦略やキャンペーンを考案するのに役立つ可能性があります。
⑤行動力がある
一部のADHDの人々は、常に行動することを好む傾向があります。このエネルギーは、多くのタスクをこなす必要があるマーケティングの職場で有利に働くことがあります。
⑥柔軟な思考がある
多くのADHDの人々は、問題解決のために独自の解決策を見つける能力があります。この柔軟な思考は、マーケティングの問題を解決するのに役立つ可能性があります。
⑦過集中にむいている
そのためWebマーケターは試行錯誤を繰り返す行動力が必要になります。
Webマーケティングは基本的に自分のためではなくクライアントのために行うため、自分のためよりも誰かのために行動した方が能力を発揮できるADHDにとっては向いている仕事と言えます。
日々技術も進歩しています。過集中にはいってしまえばとことん追求するでしょう。自分でブログなどつくって仕事をするのもあっているかもしれません。
こんな風に大好きなブログを書き続けることはいくらでもできますし、Webマーケティングの分析作業をすることもいくらでもやってられます。
発達障害の人間は自分の好きなことに対してならいくらでも集中していられるんですよね。
だからこそ僕はブログである程度稼ぐことができていますし、Webマーケティングの仕事でもストレスなく仕事を続けることができているわけです
WEB系エンジニアはにも同様のことが言えると思います。
ADHDのWEBマーケティングやWEBマーケターはの相談先
ADHDの特性で「人間関係」に困難があるようでしたら、「プログラマーには向いていても、システムエンジニアには向いていない」という可能性はあります。
ADHDの特性の一つである「興味のあることには驚異的な集中力を見せる」が関係します。理由としてはマーケティングにもにていると思います。
①マーケティングに向いているが確認するには転職エージェントに相談
DODAチャレンジ
例えば転職サイトDODAの求人をみてみましょう。システムエンジニアを募集しているのがわかります。
また、
統合失調症、双極性障害、うつ、発達障害、高次脳機能障害のある方々のご支援実績がございます。就業経験の少ない方、支援機関通所中の方はもちろん、現職中の方の年収アップのご支援も多数ございます。
私が大切にしていることは、求職者ご自身の想いに真摯に向き合うことです。転職を考えておられる方は叶えたい希望や不安、うまく言葉にならないモヤモヤした気持ちなど、様々な想いを抱えていらっしゃると思います。まずはそのようなお気持ちをお話して頂き、整理することが私の役目だと考えています。時にはプロとして客観的なアドバイスをさせて頂くこともありますが、カウンセリングでは話しやすい雰囲気を心がけご自身のお気持ちに丁寧に寄り添うことを何よりも大切にしています。こんなことまで職場にお願いしてもいいの?前職ではこんな時に困ったのだけれど……、というお話を是非お聞かせください。職場に理解して頂ける伝え方やご自身で取り組める対処法を一緒に考えていきましょう。法人営業で学んだ企業の人事視点を取り入れてご提案致します。
引用元:https://doda.jp/challenge/service/adviser/nm.html
また、発達障害の方がDODAで仕事を続けるコツが記載されています。
社名 | パーソルチャレンジ株式会社 |
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本社 | 〒108-0014 東京都港区芝5-33-1 森永プラザビル本館19F |
資本金 | 45百万円(単体) ※パーソルホールディングス100%出資 |
創立年月日 | 2008年1月1日(特例認定 2008年11月) ※ 2017年6月1日付、株式会社フロンティアチャレンジから社名変更 |
取締役 | 代表取締役井上 雅博取締役中村 淳 |
事業内容 | 障害者専門の人材紹介、コンサルティング、就労移行支援、委託訓練、教育・アセスメント、公共事業受託、事務アウトソーシング |
許可番号 | 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-040608 |
従業員数 | 1,241名 (2022年4月1日現在、うち障害者人数 747名 : 身体107名/知的52名/精神588名) |
サポート体制 | 精神保健福祉士、GCDF-Japanキャリアカウンセラー 第2号職場適応援助者(ジョブコーチ)、障害者職業生活相談員 |
関連会社 | パーソルホールディングス株式会社 |
関連記事:【Dodaチャレンジの評判や口コミ】発達障害で断られた!デューダの体験談
株式会社 LITALICO転職ナビ
ITALICO | 基本データ |
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タイプ | 就職支援サイト |
利用料金 | 無料(※障がい者手帳がなくてもOK) |
対象地域 | 全国(北海道〜沖縄まで88支店) |
対象障害 | 全て(うつ病/統合失調症/双極性障害/不安障害/精神障害/ADHD/アスペルガー/発達障害/知的障害/難病) |
求人件数 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社LITALICO(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | リタリコ仕事ナビ公式ページ |
就労支援に相談
就労支援にはWEB系マーケティングの就労支援が増えています。私もWEB系の就労支援にかよっています。
就労支援では障害理解し、ADHDを持つ人々が最も効果的に働ける環境を提供することが重要です。
それにより、彼らの能力を最大限に引き出し、成功へと導くことが可能になります。
ジョブトレITWEBではWEBを学ぶことができます。
ADHDのWEBマーケティングよくある質問
まとめ:ADHDのWEBマーケティングやWEBマーケターはどう?
いかがでしょうか。
ADHDのWEBマーケティングやWEBマーケターはどう?【アスペルガー】についてお伝えしました。
僕らのようなASDの人間は、自分が興味を持てる仕事を延々と集中してやることができる仕事に就けば良いと思うんですよね。ここまで体験談をもとに、発達障害にマーケティングをおすすめする理由やASDとして働く上で大切なポイントを紹介してまいりました。
ASDが社会で働くには、理解されないことも多く、一見他人からするとわかりにくいものなので苦労することも多いと思います。
そして、成毛さんが本の中で推奨しているのが、好きなことに
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