発達障害の人の中には、「見て理解する」能力と「聞いて理解する」能力にアンバランスがある人がいます。
「見て理解する」能力が知覚推理と呼ばれ、知覚推理が低い人は図や写真からの情報理解が苦手な一方、言語的な説明は比較的得意です。
逆に知覚推理が高い人は視覚的な情報処理が得意です。知覚推理の低さは、作業手順を考えるのが苦手だったり、ノートをまとめたり整理整頓するのが苦手だったりする特徴として表れます。
一方で言語の処理速度が高ければ、決められた単純作業をスピーディーにこなせます。た
だし知覚推理と処理速度の高低は必ずしも一致しません。
知覚推理が低くても処理速度が高ければ、データ入力や事務作業、コールセンター業務、組立・検品作業などの職業に向いている可能性があります。
ただ、仕事や日常生活において、「聞いた話から理解するのは辛いのに、一覧表やマニュアルを理解するのが得意」ということはありませんか?
- シバッタマン
- 精神障害者保健福祉手帳 保持者
- npo法人発達障がい者を支援する会(チームシャイニー)
- 退職代行で40歳で会社を退職し就労移行支援へ
- 氏名:柴田義彦
- 退職代行&就労移行支援、ITの執筆
- 妻と6歳の子供がいて住宅ローン・教育費に必死
- うつ病で休職経験多数
- 経歴・連絡先情報はプロフィールに表示
知覚推理とは?低い人の特集や言語の処理速度を紹介
知覚統合とは?
知覚推理とは、感覚を通して得た情報から論理的に推論を行う能力のことです。
感覚 | 推論する情報 |
---|---|
視覚 | 物体の形状、大きさ、色、位置、動きなどを理解します。これにより、物体の距離や速度を推測することができます。 |
聴覚 | 音の方向や距離、音源(人間、動物、機械など)を特定します。また、言葉の意味を理解する能力も含まれます。 |
触覚 | 物体の硬さ、温度、形状などを感じ取ります。これにより、物体の物理的性質を理解することができます。 |
嗅覚 | 特定の香りがどこから来ているか、またその香りが何を示しているか(食べ物、花、危険なガスなど)を理解します。 |
知覚統合の低いや高いとは
知覚統合の高い人と低い人では、得意なことと苦手なことに特徴的な違いがあると考えられています。
知覚統合の高低には一長一短があり、どちらが優れているとは一概に言えません。個人の特性に応じて、長所を活かせる環境や仕事を見つけることが大切だと言えます。
知覚統合の高低は、他の認知能力や性格、興味などと複合的に作用し、職業適性に影響を与えます。
知覚統合が高くても人付き合いが苦手な場合は対人業務は難しく、知覚統合が低くても論理的思考力が高ければIT関連の仕事に適性を示すこともあります
- 写真や図形から情報を読み取るのが得意
- ものごとを図式化し分析する能力が高い
- 客観的に状況を判断し、冷静な判断ができる
- 些細なことや感情的なことで悩まない傾向がある
- 言語的な説明は得意だが、図や写真からの理解は苦手
- 共感性が高いタイプと低いタイプに分けられる
- 言語理解が苦手な場合が多い
- 集団行動で周りと違う行動をしてしまうことがある
知覚統合の特徴を一つの指標としつつ、個人の多様な特性を総合的に判断することが重要です。一人ひとりの個性と可能性を大切にし、個別最適な進路選択を支援することが求められます
知覚統合の低い言語の言語処理速度が高いのか
知覚推理と処理速度はどちらも動作性IQに含まれますが、両者のバランスは人によって異なります。
知覚推理が低い一方で言語処理速度が高い人もいれば、その逆の人もいます。
特に、知覚推理が低いことで、図や写真からの情報理解に苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。
でも、言語的な言語の説明は得意という人も多いはずです。
このような認知特性のアンバランスは、一概に障害とは言えません。むしろ、独自の強みと捉えることができるのです。
知覚推理と処理速度のアンバランスは、周囲の理解を得にくいこともあるかもしれません。でも、自分の特性をオープンにし、必要な配慮を求めることは大切です。
【知覚統合とは】知覚統合が低い人の特徴!困難なことや苦手なことは?
知覚統合が低い人の苦手や困ることをお伝えします。
①特定の音に敏感に反応してしまう
知覚統合が低い人の特徴の一つとして、特定の音に対して通常以上に敏感に反応してしまうことがあげられます。
例えば、大きな音や高い音、思いがけない音などに強く驚いてしまったり、苦手な音がするとイライラしたり落ち着かなくなったりすることがあります。
このような音への過剰な反応は、聴覚情報の処理に偏りや特異性があることの表れと考えられています。
音に対する過敏反応は、聴覚以外の感覚入力との統合がうまくいっていないことと関係があると指摘されています。他の感覚入力を手がかりにして音を適切に解釈できないため、音自体に反応が偏るのです。
このため、特定の音だけでなく、人の声や日常的な音に対しても過剰に反応してしまうことがあります。
この特異な音への反応は、本人にとってもストレスとなります。
音をコントロールできない不安感や、他人からの注目を受けるストレスなどが生じやすいと言われています。
②光の変化に敏感で、室内灯のちらつきにストレスを感じる
知覚統合が低い人は、視覚情報の処理に特異性があるため、光の変化に対して通常以上に敏感に反応する傾向があります。例えば、室内灯のちらつきや明るさの変化など、些細な光の変動にもストレス反応を示す人がいます。
これは視覚情報が断片的に処理され、光の変化を適切に統合できないことが原因と考えられています。光の変化への過敏反応は、視覚以外の感覚入力との連携不全に起因するとの指摘もあります。
聴覚や体性感覚など他の感覚入力を手掛かりに光の変化を解釈できないことで、光自体への反応が過剰になるのです。光の変化は本人にとって予測困難なストレッサーとなり、不安感や苛立ちを招く要因となります。
室内灯のちらつきなどは、他人からは些細に見えても、過敏な知覚処理をする人にとって大きなストレスとなる場合があります。
③ある特定の触感に強く反応してしまう
知覚統合が低い人の中には、触覚が非常に敏感で、ある特定の触感に強く反応してしまう人がいます。
例えば、衣服のタグの感触だけでパニック状態に陥ることがあります。タグの硬さやざらつき具合などが、その人にとって耐え難いほどの過剰な不快感を引き起こすのです。
この触覚の過敏さは、皮膚感覚の入力処理に偏りがあることと関係があります。タグの感触という単純な刺激であってもその人の脳は触覚情報を断片的にしか処理できず、不快感が異常に増幅されてしまうのです。
触覚以外の感覚入力を利用して触感を適切に解釈できないことも、過敏反応の一因とされています。
このような触覚の過敏性は、本人に強い苦痛とストレスを与えます。
時にはパニック発作を引き起こすほどの過度の反応を示す場合もあるため、個別の対応が必要となります。
④においに敏感で、人混みのにおいで疲れてしまう
知覚統合が低い人の中には、嗅覚が非常に敏感で、においに対して通常以上に敏感に反応する人がいます。
例えば、人混みの中のさまざまなにおいを感じ取ってしまうため、混み合った場所にいると疲労感やストレス反応を示すことがあります。
これは、嗅覚情報処理に特異性があり、複数のにおいを適切に統合できないことが原因です。1つ1つのにおいを個別に強く感じてしまい、においの混合を正常に認識できないのです。
他の感覚と連携しない独立した嗅覚処理が、においへの過敏反応を引き起こしていると考えられています。
人混みのさまざまな身体のにおいは、におい過敏な人にとって非常にストレスが大きいです。
においをコントロールできないことへの不安感と、過剰な嗅覚入力からの疲労が生じやすいためです。適切な対処をすることで、この特異な反応はある程度緩和できるとされています。
⑤視覚の入力に偏り、他の感覚入力が苦手
知覚統合が低い人の中には、視覚の入力に偏重し、聴覚や触覚など他の感覚の情報処理が苦手な人がいます。
例えば、視覚的に処理しやすい文字情報は得意だが、人の話す言葉は聞き取りづらい、といった具合です。
これは、視覚と他の感覚の情報処理が十分に統合されていないことに起因します。視覚優位の情報処理スタイルでは、視覚以外の入力は断片的にしか認識できません。
このため、会話を聞く、音楽を聴く、触感を感じ取る、といった視覚以外の入力に依存した活動が苦手となります。文字や画像など視覚的な情報なら処理できても、他の感覚入力はバラバラに認識され、全体的な意味づけが難しくなるのです。
こうした偏った情報処理スタイルは、多様な感覚入力が必要な実生活の場面で支障を来たしやすいため、適切な支援が必要とされます。
⑥聴覚の入力に集中し、視覚からの情報をうまく取り入れられない
知覚統合が低い人の中には、聴覚の入力に偏重し、視覚からの情報処理が苦手な人がいます。
例えば、音楽を聴くのは得意だが、文字を読むのが困難な場合があります。
これは、聴覚と視覚の情報が十分に統合されていないことが原因です。
聴覚優位の情報処理スタイルでは、視覚からの複雑な入力はうまく処理できません。
このため、文字を読む、図や写真を理解する、人の表情を読み取る、といった視覚的な情報に依存した活動が苦手となります。
音声情報なら処理できても、視覚入力は断片的にしか認識できないのです。聴覚と視覚の統合不全は、実生活の多くの場面で障害となります。このため、個別のニーズに応じた支援が必要不可欠となります。
【知覚統合とは】低い人でも職業や適職で才能を発揮?
知覚統合の弱さは、対人関係やコミュニケーションにも影響を与えます。ソーシャルスキルトレーニング(SST)では、適切な社会的行動やコミュニケーション方法を学ぶことができます。
ロールプレイングなどを通して、実践的なスキルを身につけていきます。
知覚統合が引く人が仕事でも発揮する方法をお伝えします。
①:身ぶり手振りの表現が得意
人に説明するとき、言葉だけではなく身振り手振りを付け加えて話すことがあります。このような目に見える「アクション」として表現することが得意です(言葉だけで説明することが苦手、ということもあります)。
そのため、言葉だけで伝えるよりも感情や熱意などが伝わりやすいでしょう。
②:正確さが求められる仕事(データ入力や経理)
知覚統合が低い人は、図や写真からの情報理解は苦手ですが、言語的な説明は得意な傾向があります。
言語情報を正確に理解し、処理することができるため、言語を扱う仕事に適性があると言えます。
知覚統合が低い人の中には、物事の細部までこだわる傾向がある人もいます。細かい部分まで注意を払い、ミスを見逃さないため、正確さが求められる仕事に向いていると考えられます。
知覚統合が低い人は、同じ作業を繰り返すことが得意な場合があります。正確さが必要とされる仕事の中には、反復作業が多く含まれるものもあるため、こうした仕事に適性を発揮しやすいと言えます。
- データ入力
- 経理
- 校正・編集
- 品質管理・検査
③:図面を理解、表すのが得意(校正・編集)
反対に目で見たものを地図や図面などに表すことも得意です。
分かりやすい表現で言えば、「目にカメラがついている」ような感覚に近いかもしれません。ですから似顔絵や部屋のイメージ図などを書くことが得意な場合も考えられます。
このように目で見たものを瞬間的に把握し、正確に表現することができることが強みです。
それでは、知覚統合が高い方が仕事上で注意することはどのようなものなのでしょうか。
④人とコミュニケーションを取ることが少ない仕事
システムエンジニアの仕事はクライアントとのコミュニケーションが必要となるため、必ずしもコミュニケーションが苦手な人に向いているとは言えないかもしれません。
一方で、プログラマーやWebデザイナーは比較的人との関わりが少ない仕事だと言えます。
- プログラマー・コーダー
- Webデザイナー
- データ入力・事務作業
【知覚統合とは】低い人が鍛える方法!知覚統合の注意点は?
視覚情報でのやり取りは、伝えるまでに時間がかかります。図や表を作る必要がありますし、確認ののち相手に見てもらうことで伝達が完了します。
しかし、普段の仕事のやり取りの中でとっさのやり取りを要することがあります。その場合は視覚情報ではなく言葉のやり取りになることが多いのではないでしょうか。
冒頭で触れたように、知覚統合が高いと言語理解が低いことが多いのです。そのため、突然耳で聞いたことを理解することに戸惑ってしまうかもしれません。上司と相談して、普段のコミュニケーションの方法を考えるなど、対処が必要です。
下記の関連記事を参考にして、必要最低限の言葉のやり取りも覚えておきましょう。
【知覚統合とは】低い人の仕事の適職や仕事の対処や鍛える方法を紹介?
知覚統合低い人の職業は?
知覚統合の高低は、個人の職業適性に関してある程度の傾向を示唆するものの、それだけで人の適職を決定づけるものではありません。
知覚統合は、個人の興味、性格、他の認知能力と複合的に作用し、職業適性に影響を与えます。
例えば、知覚統合が高くても人付き合いが苦手な場合、対人業務は難しくなります。
逆に、知覚統合が低くても論理的思考力が高い人は、IT関連の仕事に適性を示すことがあります。
したがって、知覚統合の高低を一つの指標としつつ、個人の多様な特徴を総合的に判断することが重要です。
一人ひとりに応じた支援と理解こそが、適切な職業選択と就労支援につながるのです。
知覚統合と職業適性
知覚統合と職業の関係には個人差が大きく、個別最適な対応が欠かせないのです。
知覚統合と職業適性 |
---|
知覚統合の高低は職業適性の傾向を示唆する |
ただしそれはあくまで一つの指標に過ぎない |
個人の適性・性格・興味など他の要因も考慮する必要がある |
個々人の個性と可能性を大切にする |
知覚統合の特徴を理解し、個別最適な進路選択を支援する |
一概に決められないため、個人中心のアプローチが重要 |
適離れたところで通信技術を使用したやり取りがメインになりますから、目から受け取る情報が圧倒的に多いです
ソーシャルスキルトレーニング(SST)で鍛える
ソーシャルスキルトレーニング(SST)は、知覚統合の弱さがある人の対人関係やコミュニケーションの改善に役立つ訓練方法です。
SSTでは、実際の社会生活で必要となる適切な行動やコミュニケーションの取り方を、楽しみながら学ぶことができます。
ロールプレイング
ロールプレイングでは、日常生活の様々な場面を想定し、参加者が役割を演じながら適切な行動を練習します。例えば、店員と客、上司と部下といった設定で、挨拶の仕方や頼み事の伝え方などを実践的に学びます
ゲームや体験学習
ゲームを通して、コミュニケーションに必要なスキル(話の聞き方、自己主張の仕方など)を楽しく身につけていきます。また、調理実習や買い物練習など、実際の体験を通して社会性を養います
グループワーク
5〜10人程度の少人数グループで行うことで、参加者同士が交流しながらお互いに学び合える環境を作ります。他者との協力やフィードバックを通して、社会性を高めていきます。SSTは、週1回60分程度のセッションを重ね、段階的にステップアップしていく形で行われるのが一般的です。医療機関、福祉施設、就労移行支援事業所など、様々な場所で実施されています
知的障害の場合就労移行支援を検討し職業を検討する
就労移行支援を利用したいけど、診断書がないし手続きがよくわからない。そんな時はまず障害者就業・生活支援センターに相談してみるといいです。
支援センターの職員さんは、診断書がなくても利用できる方法を教えてくれるはずです。就労移行支援を利用する際には、二次障害の可能性にも目を向けることが大切ですね。
知覚統合でも医師に通い、二次障害の疑いか発達障害であるかを確認してみましょう。
次に、興味のある就労移行支援事業所を見学したり体験利用したりします。
そこで自分に合った支援が受けられそうか確認する。そして支援事業所の職員と相談しながら、必要な書類を揃えて自治体に申請します。
診断書がなくても、本人の障害の状況がわかる書類を用意すれば、支援事業所と一緒になって申請できるはすです。一人で悩まずに、まずは支援センターや事業所の人に相談してみよう。
お勧めの就労移行支援は下記となります。
welbe(ウェルビー)とは
障害のある方のための就労支援事業所ウェルビーです。
ウェルビーとは? 「障害のある方の就職支援」を行うプロフェッショナルセンターです。 精神障害・発達障害・身体障害・知的障害・難病などを抱える方の「働きたい」という想いを叶える事業を展開しています。
項目 | 補足 |
---|---|
運営会社 | ウェルビー株式会社 |
対象地域 | 北海道 宮城県 栃木県 群馬県 埼玉県 東京都 千葉県 神奈川県 新潟県 石川県 長野県静岡県 愛知県 三重県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 滋賀県 岡山県 広島県 愛媛県 香川県 福岡県 熊本県 長崎県 鹿児島県 |
事業所数(2022年/4月) | 101事業所 |
対象 | 精神・発達・知的・身体・難病 |
就職実績 | 累計 5731人 (2023年 1月) |
就職実績(全体/2021年度) | 975人 |
半年定着率(2023年2月) | 90.5% |
就労移行支援welbe(ウェルビー)は業界のなかでは3本の手に入ります。
就労支援だけあり、体調が悪かったり、生活リズムを整えたり、就職活動に備えたりなど、なかなか栄養バランスのとれた食事がとれない方も中にはいると思います。
ウェルビーでは、訓練や就職活動に集中していただくために、ご希望される皆さまに、カロリー計算されていてヘルシーで栄養バランスのとれたお昼を提供いたします。
\ 今すぐ資料請求をして確認 してみる/
ミラトレ
パーソルダイバースが提供する就労移行支援のサービスブランド名となります。
ミラトレを運営するパーソルダイバースは、パーソルグループの特例子会社です。
障害のある方一人ひとりが「はたらく未来」を実現するために、 職業準備性を高めるためのトレーニングを提供する。就職した先の定着までを見据えた就労移行支援を行う、という想いを込めて名付けられました。
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | パーソルダイバース株式会社 |
本社 | 〒108-0014 東京都港区芝5-33-1 森永プラザビル本館19F |
資本金 | 45百万円(単体) ※パーソルホールディングス100%出資 |
事業内容 | 障害者雇用に関わる有料職業紹介事業・コンサルティング事業、就労移行支援事業、 事務アウトソーシング、食品の製造および販売、農業及び農産物の販売、 繭・生糸及び絹糸の加工並びにその製品・加工品の開発及び販売 |
パーソルダイバース株式会社では本サイトでも紹介していますDODAチャレンジも運用しています。
DODAチャレンジの口コミ・評判の記事は下記となりますのでご確ください。
\ 公式サイトで確認してみよう /
【知覚統合とは】低い人のよくある質問
まとめ:知覚推理とは?低い人特徴や職業や適職や大人の鍛える対策や言語の処理速度を紹介?
知覚統合とは、視覚情報と聴覚情報等のさまざまな感覚情報を脳内でまとめあげる機能のことです。
この機能が高い人は、写真や図形から情報を読み取るのが得意です。一方、低い人は言語的な説明は得意ですが、図や写真からの理解が苦手です。
知覚統合の程度は、WAISなどの知能検査で判定できます。自分の特徴を理解することで、図や言語等を活かした仕事を選ぶことができると思います。
発達障害のある人も、自分の強みを理解し、適した仕事を見つけることが大切だと思います。
コメント