社会不適合者で馴染めない。
社会不適合者で疲れて生きづらいを悩んでいる
私は40代になるまで、自分が発達障害であり、うつ病や精神病と呼ばれる状態だと気づきませんでした。
今まで、特にIT業界で働く中で、多くの悩みや困難に直面してきました。
そのころ私は常に疲れを感じ、生きづらさ辛さを抱えていたのです。社会不適合者という言葉が頭をよぎります。周囲に馴染めない、社会生活に適応できないと感じる日々でした。
人とのコミュニケーションに苦手意識を持ち、時間管理にも苦労する中で、自己評価が低下し、劣等感に苛まれることもありました。
「自分は社会不適合者なのだろうか?」「こんな自分は、どうやって生きていけばいいのだろう?」と自問自答する日々。生きることそのものが疲れ果て、生きづらさを感じる瞬間もありました。
しかし、診断を受けて初めて、私が抱えていた困難の多くが、生まれつきの発達障害の特性に起因していたことを理解できたのです。
ASDや精神病、発達障害やADHDといった特性は、私の一部であり、否定すべきものではありません。
むしろ、自分の特性を理解し、受け入れることが、生きづらさを乗り越えるための第一歩だと気づきました。
適切な支援を受け、自分に合った環境を整えることで、少しずつ前を向いて歩んでいけるのです。
私のような経験をされている方は、きっと多いはずです。
生まれつきの特性ゆえの生きづらさを抱えながらも、諦めずに自分らしい人生を歩んでいく。そんな一人ひとりの物語が、これからも紡がれていくことを信じています。
これは発達障害やADHDの特性が影響しているのかもしれません。一方で、それらの症状があっても社会不適合者とは限らないのです。
社会不適合者だったので、会社員からフリーランスに転身することで、ある程度ストレスを軽減させて生活を送っています。
今回の記事内では、まず「社会不適合者」とされる人の特徴を紹介します。その上で、さまざまな特徴を持つ人に適した職業の例を説明します。皆さんの今後の人生に役立てていただければ幸いです。
環境や仕事を変えることが最も大事で、自分に適した働き方を選択することが重要です。
- シバッタマン
- 精神障害者保健福祉手帳 保持者
- npo法人発達障がい者を支援する会(チームシャイニー)
- 退職代行で40歳で会社を退職し就労移行支援へ
- 氏名:柴田義彦
- 退職代行&就労移行支援、ITの執筆
- 妻と6歳の子供がいて住宅ローン・教育費に必死
- うつ病で休職経験多数
- 経歴・連絡先情報はプロフィールに表示
【社会不適合者疲れた?生きづらい?】生まれつきのASDや精神病や発達障害やADHDの可能性
「社会不適合者」とは?
- 「社会不適合者」とは、「社会の要求に応えて生活することが困難な者、社会に適合できない人、社会でうまくやっていけない人」のことです。
まぁ端的に言えば「社会で生きていくのに向いていない人」とも言えます。
発達障害といわれるのはうまれつき?
発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れるとされています。
脳の働き方の違いにより、行動面や情緒面に特徴がある状態を指します。
発達障害にもその傾向があり、基本的に協調性をもって人と関われない人や、コミュニケーションが上手く取れない時、社会に適合していないこと差たりする場合もあります
- 人と上手く関われないし、自分は社会不適合者だ。
- あいつは協調性がないし、社会不適合者だ。
発達障害(ADHDやASDの場合)で疲れて生きづらい
社会不適合者の意味について再認識したところで、次に社会不適合者に見られる5つの特徴について触れていきます。
ADHD(注意欠如多動症)とは、「発達障害(神経発達障害、神経発達症)」という、脳の機能障害の分類の一つです。
ADHD以外の発達障害には、ASD(自閉スペクトラム症)やSLD(限局性学習症群)などがあります。
発達障害における「脳の機能障害」とは、脳の機能のバランスにばらつきがある、つまり突出している機能や十分に発達していない機能があるといった状態のことを指します。
もちろん、誰の脳機能にも多少のばらつきはあります。
その上で、ばらつきが大きく、学校や家庭での生活の妨げとなる場合に、医師の診察のもと、発達障害という診断がなされます。
かつては、「育て方や環境によって発達障害になるのではないか」という見方もされていました。
ですが、現在では「発達障害は後天的になるものではなく、脳の機能の偏りが関係する生まれつきの特性である」と結論づけられています
『発達障害のある子と家族のためのサポートBOOK 小学生編』
「社会不適合者」が発達障害なの?
発達障害のある人々が「社会不適合者」とされる理由は、特性や症状が、社会的な期待や要求に対応することを難しくするからです。
発達障害の一つであるADHD(注意欠陥・多動症)の当事者である借金玉さんは、大手金融機関に勤務したものの仕事が全くできずに退職し、その後起業するも失敗して多額の借金を抱えるなど、社会生活に苦労を経験しています。
引用元:社会不適合者どうやっていきる発達障害(DIAMOND online)
発達障害のある人々は、他人が簡単にできることができない、仕事の集中力が全く継続しない、突然強烈な集中に入って他のすべてが見えなくなる、などの問題を抱えることがあります。
また、キズキ共育塾の記事では、社会不適合者の特徴として、集団行動が苦手、会話のキャッチボールが苦手、自己主張が強い、朝起きることが苦手、遅刻をしてしまうことが多い、などが挙げられています。
これらの特徴は、発達障害のある人々にも見られることが多く、これが「社会不適合者」とされる一因となっています。
社会不適合者の特徴は基本的には以下の5つです。1つ1つ説明していきますね。
- コミュニケーションが取れない
- 時間にルーズ!守ることができない
- 自分に甘い
- ナルシスト
- 諦める癖があり何事も長く続かない
- 他人を信用せず嘘ばかり付く
- 自分に自信がなく劣等感が強い
- 自意識過剰でプライドが高い
よって社会不適合者はあまえでありません。関連記事は下記となります。
【社会不適合者疲れた?生きづらい?】生まれつきと感じる理由は?
理由①コミュニケーションが取れない
社会不適合者の人は協調性が低いので、コミュニケーションを上手く取ることができません。例えばチームで仕事を進めているのに「自分には関係ない」という態度を取ったり、「飲み会や会社の行事に一切参加しない」という方が一般的に当てはまります。
飲み会や会社の行事に関しては無理に参加する必要はないものの、「全く興味がない」と態度に出てしまうことが問題です。
理由②自分に甘い
社会不適合者は他人には厳しいのに、自分には甘いという特徴があります。
状況が悪くなると、言動を翻したり、逃げ出したりする人もいます。もっと最悪なのは、自分が不利益を被らないために、他の人に責任を押しつけることです。
社会の一員として、自分の言動に責任を持つことは大切です。自己中心的な言動を続けていると、社会不適合者と認定されてしまいます。また、他の人から好かれないばかりか信頼を失うことにもなります。
理由③時間にルーズ!守ることができない
社会不適合者は社会人全般の基本的なルールを守ることができません。
出社時間は勿論、お客様との打ち合わせ、会議の時間を守ることができない人は、社会不適合者に該当するでしょう。また時間だけに留まらず、社会のルールに反した行動をとったり、一般常識から外れる行動をする人も社会不適合者の対象になります。
理由④ナルシスト
人間は誰でも自己愛を持っています。それがなければ、人間として生きていくことはできません。
しかし、自己愛が強すぎると、「自分しか見えていない」状態になってしまいます。
自己愛が「自分しか見えない、自分を守るためには何でもする」というレベルになると、社会不適合者と呼ばざるを得ません。
自分のことしか見えなくなると、当然、他人を思いやる意識や気持ちがなくなってきます。
また、自分を守るために必死になり、他人を貶めるような言動をするようになります。社会に溶け込むためには、周りの関わる人を大切にするという意識が不可欠です。
理由⑤何事も長く続かない
社会不適合者は根気がない人が多く、どんなことも長く続きません。
基本的にミスをしたとしても「自分は悪くない」という思考を持っている場合が多く、課題や問題に対して自身で解決できない場合が多いです。
協調性もないので人と上手く関わっていくこともできず、結果失敗を繰り返し、諦めてしまいます。
理由⑥約束を守れない
- 社会不適合者は基本的に自分優先の考え方を持っているので、自分が不利益な状態になりそうになると嘘をついて誤魔化す傾向にあります。
加えて相手のことをあまり信用していないので、人のせいにしたり、他人に対して思いやりがありません。
理由⑦自分に自信がなく劣等感が強い
社会不適合者は基本的に自信がないので、「どうせ俺なんて…」「私なんかじゃ無理だ…」という思考になります。ネガティブ体質で劣等感が強いので、自身の意見を発信できなかったり、「自分に向いていない、無理だ」と諦めてしまいがちです。
理由⑧自意識過剰でプライドが高い
社会不適合者は自意識過剰でプライドの高い人が多く、他人に高圧的な態度を取りがちです。
自分の考えを否定されることが苦手で、適切なアドバイスであっても受け入れることができず、保身のために怒り出す人もいます。自分の意見に一切口をだされたくないという人は注意が必要です。
理由⑨自己中心的
これまでの特徴すべてに共通しているのが、自己中心的な考え方でしょう。
社会不適合者は自分のことしか考えず、思い通りにならないとイライラして、他人に八つ当たりすることもあります。いずれにしても、自分が正しいと強く思い込み、考えを改めることは少ないでしょう。
【社会不適合者疲れた?生きづらい?】生まれつきの対処
社会不適合者が仕事が続かない?
失敗する→劣等感→自信を無くす→諦めるのループになる
自力で解決する力が足りない【工夫できない】
対処①失敗する→劣等感→自信を無くす→諦めるのループになる
まず社会不適合者が社会に対応できない・仕事が続かない理由は「失敗する→劣等感→自信を無くす→諦める」というループを繰り返しているからです。失敗して「ダメだ、無理だ…」と落ち込むのではなく、「何が駄目だったのか」を常に考え、改善していく気概が最も重要です。
- 失敗というのは誰でもするもの。しかし大人になっていくにつれて失敗が怖くなる人や、失敗に遅れて行動できなくなる人が非常に増えていきます。
対処②自力で解決する力が足りない
「自力で解決する力が足りない」つまり工夫ができないという理由です。
最も仕事を続けるのに大事なのが「自力で工夫できるかどうか」で、日常のどんなことでも「こうすればもっと効率が良いんじゃないか?」と考えていくことが重要です。
社会不適合者の仕事が続かない理由や社会に適応できない理由について述べたので、次に社会不適合者のおすすめの生き方について紹介していきます。
対処③時間に縛られない仕事をする
時間にうるさい会社を選択してしまい、厄介者に扱われたり、無駄な労力を使って、本来のパフォーマンスを発揮できない方は多いのではないでしょうか?
- 時間にそれほどうるさくない職種や業種を選択すると、自分の中のストレスが1つ減って、仕事のパフォーマンスや生きやすさを向上させることが可能です。
〜メンタルヘルス対策における職場復帰支援社会不適合者〜 改訂 – 厚生労働省
【社会不適合者疲れた?生きづらい?】よくある質問
まとめ:【社会不適合者疲れた?生きづらい?】生まれつきのASDや精神病や発達障害やADHD?
いかがでしょうか。
今回の記事では、【社会不適合者疲れた?生きづらい?】生まれつきのASDや精神病や発達障害やADHD?についておつたえしました。
「社会不適合者」と感じるあなたが自身の特性を理解し、それを活かす生活を送るための具体的な手段を提案しました。
私自身が過去に「生きづらさ」を感じていた経験から、あなたの感じている苦しみを深く理解しています。
しかし、その苦しみは決して絶望的なものではありません。逆に、それは自分自身と向き合い、成長する大きなチャンスとも言えます。
特性を理解し、それに適した生活スタイルを見つけること。これが解決の第一歩です。
例えば、私自身が時間に縛られない仕事を選んだことで、生活は大幅に改善しました。あなたも自分自身の特性を理解し、自分に合った環境を見つけることで、生きづらさは軽減します。
また、支援を得ることも大切です。私も過去にカウンセラーや専門的な支援機関に相談しました。それが私を助けてくれた大きな要素の一つです。
あなたの未来はあなたが選びます。自分の特性を理解し、それを活かす生活スタイルを選んでみてください。そして、必要な支援は積極的に得てみてください。あなたの生活は確実に改善します。
- 自分の特性を理解し、それに適した生活スタイルを見つけること
- 時間に縛られない仕事を選ぶこと
- 必要な支援を得ること(カウンセラーや専門的な支援機関など)
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